HandyCAD MarkⅡ導入事例
株式会社エヌティーシー 様CADCAM導入で“誰でも扱えるNC加工環境”を実現


| 課題と解決 | |
|---|---|
| 〈 課題 〉 | 〈 解決 〉 |
手打ち依存で、技術と責任が属人化 |
加工フロー設計で人に依存しない体制へ |
新設備でもNC出力が機械ごとに不安定 |
機種別ポスト最適化で統一されたデジタル回路へ |
教育に時間が割けず、育成が進まない |
“Gコードを覚えなくても加工できる体制へ |
〈 課題 〉お困りごと
NC加工が“特定の人しかできない作業”になっていた

市成 憲一郎 様
手打ちでNC加工を行える担当者は限られていました。
判断や修正も特定の人に集中し、属人化が進んでいたのは事実です。
このままではいけない。将来を考えれば、いずれ解消しなければならない。私たち自身もそう感じていました。
しかし同時に、現場からは別の声も上がっていました。
「今のやり方で仕事は回っている」
「PC操作は正直苦手だ」
「新しいことを覚える余裕はない」
長年手打ちで現場を支えてきた担当者には経験があります。
そのやり方で品質を守ってきたという自負もあります。
一方で、PCに不慣れなメンバーにとって、新しいソフトの導入は簡単な話ではありませんでした。
属人化は解消したい。
しかし、そのために現場の負担を増やしたくはない。
私たちは、その二つの思いのあいだで揺れていました。
〈 提案 〉商品提案
人に依存しない加工フローの構築

私たちの課題は、単にCAMを導入することではありませんでした。
手打ちでNC加工を行える担当者は限られ、判断や修正も特定の人に集中している。このままでは設備を増やしても、本質的な体制強化にはつながらないと感じていました。
だからこそ、私たちが重視したのは「機能の多さ」ではなく、「現場に定着するかどうか」でした。将来的に多くのメンバーが扱えるようになること、いわば“技能の広がり”を見据え、2DCAMを中心に操作の分かりやすさと敷居の低さを重要な基準としました。
印象に残っているのは、SYSTEM-Iによる実図面を使ったデモです。カタログやサンプルではなく、実際の加工図面で現在のフローを一緒に整理していく。その中で、どこに無駄があるのか、どの部分が人の経験に依存しているのかが明確になりました。
単なる製品説明ではなく、「今の現場をどう変えるか」という具体的な提案でした。それを見たときに、「これなら使えそうだ」と確信できたのです。
導入後は、図面作成から加工指示、NC出力までの流れを整理し、よく使う加工はカットファイルとして登録。判断を減らし、同じ手順で進められる環境を整えました。
また、保有している複数メーカーの設備に対しては機種別ポストを最適化してもらい、「出せばそのまま動く」状態を構築。修正作業に頼らない体制へと変わりました。
私たちが求めていたのは、操作を覚えることではなく、“誰がやっても同じ流れで進められる仕組み”でした。
それが、属人化の解消につながったと感じています。
〈 解決 〉導入後の効果

現在では、導入当初にPC操作へ強い抵抗を感じていたスタッフも、問題なく使えています。最初は不安の声もありましたが、流れに沿って進められる仕組みだったため、想像していたほど難しくはありませんでした。
段取りからNC確認までにかかっていた時間は、従来と比べて約半分に短縮されました。以前は出力後に20〜30分程度の修正作業が発生することもありましたが、現在ではその手直しや微調整はほとんどありません。出力すれば、そのまま機械が動く状態になっています。
以前は、担当者ごとに加工条件や手順が微妙に異なることもありました。しかしカットファイルを活用することで、よく使う加工を登録し、同じ流れで選択・出力できるようになりました。結果として、人を選ばず安定した加工ができる体制になったと感じています。
当社では、新日本工機の門型マシニングセンタ(RB-2NM)、FSW専用機(RB-2NS)、イワシタ製の長尺NC加工機(ILM3330)など、用途や特性の異なる設備を保有しています。それぞれの機械に合わせてポスト処理を最適化していただいたことで、機種が違っても同じ流れで扱えるようになりました。
また、手打ちでは難しかったパイプへの穴あけなどの3D・曲面加工についても、実際の現場に合わせたプログラム調整を行っていただき、安心して進められるようになりました。「楽になった」というのが率直な感想です。
教育面でも大きな変化があります。以前は加工の知識やGコードを理解していなければ対応が難しい場面もありましたが、現在は加工順を選んで進める運用のため、専門的なコード知識がなくても基本操作を習得できます。
操作を覚えるというより、「決まった流れで進める」こと。それが品質と効率の両立につながっていると実感しています。
株式会社エヌティーシー様の強み
カットファイル解説
営業担当ポイント
カットファイル解説
その後

二人の会話内容:
・付き合い8年
・CAD/CAM以外にも社内の困りごとシステム解決の相談(軽め)
その後
Partner Profile


アルミニウムを中心とした加工製品の製造を手掛け、日本軽金属グループの一員として高い技術力を有する製造企業です。
自動車・鉄道・建築・インフラなど幅広い分野に製品を供給し、軽量かつ高強度なアルミの特性を活かしたものづくりで多様なニーズに対応しています。
| 業種 | アルミニウム加工業 |
|---|---|
| 事業内容 | アルミ製品の設計・製造、溶接(TIG・MIG・ロボット)、切削、組立、FSWによる一貫加工 |
システムアイの実績